古道具
母親が亡くなってからもうすぐ4年。その母親が使っていた裁縫箱。たぶん私の生まれる前から和裁を仕事にしていたので、6~70年は経っているかも?処分しようと市役所の大型ごみに申し込んだけど、ふと閃いた!
→「そうだ、文房具入れにしよう!」
かなり痛んでいて、ガタも来ている、角は擦り減っている、塗装は剥げている・・・のだけど、細かい所が丁寧に仕上げてあり、隠し引き出しなど凝った造りが良い。
最近、夫婦で食事に行った地元で一番美味しい和食のお店で、古道具が渋い味を出していたのを思い出し、この裁縫箱なら“骨董品”で売れそう!それなら、再生して使ってみよう。
ということで、引き出しの剥がれをボンド止め。ガタのある引き出しに添え木のガイドを追加。蝋を塗って滑りを良く。綺麗に拭いて全塗装(得意の油絵具で、茶と黒に)。と手をいれると、味のある立派な古道具の完成。
よく使うものは上に、引き出しには、鉛筆・ボールペン、消しゴム、ハサミ・カッター、ホッチキス、メモ用紙・・・と、小さな引き出しが多い分、スッキリ収納できた。
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