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November 03, 2008

サイゼリヤとものづくり

 「サイゼリヤ 独り勝ちの研究」(日経ビジネス2008年10月27日号)という記事があった。10月20日には、中国に製造委託していたピザ生地にメラミンが検出された事で話題になったばかりだが、冬の時代といわれる外食産業。業界を長年引っ張って来た「すかいらーく」「デニーズ」「ロイヤルホスト」は業績不振にあえぐ中で、サイゼリヤはダントツの営業利益率(8.9%)と営業利益を誇る。そのモットーは「楽量早安」化。その極意の例は、
〔その1〕関節と筋肉の動きをできる限り少なく。
〔その2〕半調理済みで届き、仕込みいらず。
〔その3〕作業はまとめて効率的に。
など・・・ 楽に作業ができ、量がこなせて、素早く、安くお客様に料理を提供できる創意工夫が山のようにある。びっくりすることに、厨房に包丁が無い。
 ところで、この話の単語を少し変えると、外食産業でなく、製造業そのものに当てはまる。製造業の工場における「ムダ取り」や「カイゼン」の取組みそのものだ。常にカイゼンを続けるから、業界のTOPの業績を残せる。提供する料理がヒットすれば、同じメニューを他が真似る業界で、カイゼンが継続できなければ淘汰されるのも事実。以前にこの「みてみてコラム」でも紹介した、
(1)「永遠に未完成(2005.3.3)」:東京ディズニーランドが人気を保てるのは、常に新しいアトラクションを作ることで、また行きたいとリピーターが増えるから。
(2)「感謝に敵なし、反省に終わりなし(2006.2.16)」:秋保温泉街の小さな食品スーパー「主婦の店さいち」が繁盛するのは店のおばちゃんの工夫と「感謝に敵なし、反省に終わりなし」という印象的な言葉があるからこそ。
を見ても明らかだ。
 日々努力!は大切なのだが、ガムシャラにやれば良いというものでもない。よく考えることだ。野球で2-3のカウントで、来た球を力任せに引っぱたくのも良いかもしれないが、配球を読み、次に来る球を予想し対処する事も必要だ。失敗をなくし、最短距離で到達する方法を考えれば、効率よく物事が運べる。

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Comments

こんばんは、たけちゃん。
今日のラジオで、サイゼリヤの販売中止していたメニューのピザを出すそうです。勿論、中国輸入品でなく、日本で造った生地だそうです。

Posted by: Oちゃん | November 04, 2008 at 11:30 PM

ランニングのトレーニングと同じですねぇ。


でもその上に 心 がいりますよね~

ではでは

Posted by: たけした | November 04, 2008 at 04:58 PM

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