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August 15, 2008

「無」の話

 「無」のつく熟語は沢山ある。
 朝の朝礼で、頭が十分回転しない状態で、人の話を聞いているフリをしているが、実は何も聞いていない「無想」の状態。実は「無念無想の境地」(一切の心の迷いを離れて無心になる事)といった良い意味で使われるのだが、「無」の付く言葉には、あまり良い意味のものは少ない。
 朝礼は、話の内容と同時に、みんなの前でしゃべる訓練をしている。ですから、話す人は元気よくしゃべる事が大切だが、聞く人は聞く努力をすることも大切で、聞こえないのでなく、聞く気持ちがない。これが「無関心」(主体的に取組む気持ちがない)。人ごとでなく自分もグサリとくるのだが・・・
 単なる辞書の意味でなく、味わいのある意味が隠れているのも「無」熟語には多い。上の2つ以外でも、「無関係」(関係を認めようとしない)。「無恥」(恥を知らない。厚顔無恥。とかが辞書の意味だが、恥と認識する道徳観念が欠けている)。など、昨今の不祥事を連想する意味がある。
 日本語は、曖昧なところがあるが、じっくり考えると、面白い意味が隠れているときがある。一時期、速読とか粗筋本が流行ったが、じっくり読んで、言葉を味わうのも、面白いものです。

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