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August 26, 2008

天璋院篤姫「小松帯刀」(4)

P00024 NHKの大河ドラマ「天璋院篤姫」は、いよいよ和宮派とのトラブル編に入ったのだが、今ひとつ煮え切らないキャラクターが、薩摩の小松帯刀。しかし、歴史の表舞台に立った、西郷や大久保、龍馬、慶喜と違って、実は本当のキレモノであったらしい。
 この人、薩摩藩の名門、肝付家に生まれ、小松家の養子となり、藩主斉彬より帯刀の名を賜り、久光に力量を認められ弱冠27歳で家老に昇進する。藩政改革に取組むと共に、朝廷や幕府、諸藩との交渉で巧みな外交手腕を発揮したエリートだった。大河ドラマでは、そのエリートぶりより、西郷や大久保と親密に付き合う場面が何度も登場する。明治維新で活躍した武士は諸藩の中枢の武士ではなく、下級武士が多いのだが、幕府の枠組みの中にあって自由に活動できたはずもない(龍馬は、土佐藩を脱藩している)。その下級武士であった、西郷や大久保が、明治維新に活躍できた理由は、家老“小松帯刀”の理解が大きかったはずである。
 薩長同盟(1866年1月)も京都の小松邸で龍馬の仲介のもと、西郷と木戸孝允が会談し締結。1867年10月13日の京都・二条城での大政奉還の審議でも慶喜に対してその必要性を熱心に説いたという。歴史上の派手な出来事には名を残していないが、実は要所を押さえるキーマンであった。維新後、明治政府の要職につく人材であったはずだが、残念な事に36歳で病死している。
 大河ドラマ。当分は、篤姫と和宮に注目が集まるはずだが、維新にかけての歴史の動きと小松帯刀に注目しても面白いだろう。

PS. 天皇の妹「和宮」に対して、徳川の嫁となった以上、徳川の人間として扱おうとした篤姫は、天皇あっての明治政府の体制側から、和宮をいじめた悪女という評価であったそうだ。“直近の歴史は体制側が作る”ようやく大河ドラマでその評価が変わる。物事の判断は、一方だけでなく両方の話を直接聞いて自分で判断しなければならない。このことは、ドラマの中で、度々、篤姫が実行している。原作者の宮尾さんのメッセージかもしれない。

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August 23, 2008

東京マラソン

 2日前に、日経トレンディネット 「フルマラソン完走の感動をあなたも!東京マラソンにエントリーしよう」という記事があったので、読んでみた。
 既に申し込みが始まっており、募集開始と同時に応募が殺到し抽選になる事が決まっている。フルマラソンは準備さえすれば普通の人なら誰でも完走できる。都心の大通りを走る楽しさは格別である。・・・で始まり、この機会にマラソンに挑戦しようという人に、もし抽選ではずれた場合でも、ビギナー向けのやさしい大会があり、その紹介へと続く・・・
 なるほどフムフム・・・と相槌を打ちながら最後にきて、ビギナー向けのトレーニング方法などの本を紹介していた。「40才からのフルマラソン完走」(梅方久仁子著、技術評論社) アレッ!これ持ってる。良くみると、この記事は、今年の東京マラソン後のあるパーティーでお会いしたfrunランナーさんの書いた記事と写真だった。→なるほど分かり易いと納得。
 東京マラソン今回も申し込みました。昨年はハズレ!一度は走りたい東京ど真ん中。
記事はココ↓
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20080808/1017488/?P=1
日経トレンドは↓
http://trendy.nikkeibp.co.jp/
東京マラソンは↓
http://www.tokyo42195.org/2009/index.html

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August 16, 2008

オリンピック“天使の羽”

 北島康介さん2冠おめでとう!
 テレビでは、両手で水をかくときに“天使の羽が現れる”と解説していました。ビールを飲みながらテレビ観戦している私は“天使の浮き輪”が現れた!!!
 内村航平さん、銀メダルおめでとう!
 あん馬での落下を見事に挽回。失敗して腐らず、成功して驕らず。“はつらつ王子”は見ていて清々しい。ところで食べ物はチョコが主食で野菜は食べない偏食家だそうだ。私も夏の主食をビールにしたいが、天使の浮き輪を気にして“ダイエットビール”にしておこうっと!???P00042

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生駒ボルダー

 一昨日は、生駒山麓コースでランニング。灯篭ゲートより十三峠往復の約30km。500m前後の高度と木陰もあるコースなのだが、暑い夏、練習不足でビール飲みすぎの体にはきつく、くたくたで帰りは歩きも入ってしまった。お盆休みのせいか、眺めは良くすっきりした大阪平野に遠くは淡路島まで・・・P00038

 ところでこのコースの心配は給水。途中の管理小屋の自動販売機は、盗難防止で釣銭が入ってない。スポドリが170円、缶が140円。きっちりと10円玉持参が必要です。暗峠の店も水曜日が休み(お盆も?)。その近くの自動販売機は売切れ!「売切れ」の文字に“給水なし=帰りは歩き”のイメージが定着!

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August 15, 2008

「無」の話

 「無」のつく熟語は沢山ある。
 朝の朝礼で、頭が十分回転しない状態で、人の話を聞いているフリをしているが、実は何も聞いていない「無想」の状態。実は「無念無想の境地」(一切の心の迷いを離れて無心になる事)といった良い意味で使われるのだが、「無」の付く言葉には、あまり良い意味のものは少ない。
 朝礼は、話の内容と同時に、みんなの前でしゃべる訓練をしている。ですから、話す人は元気よくしゃべる事が大切だが、聞く人は聞く努力をすることも大切で、聞こえないのでなく、聞く気持ちがない。これが「無関心」(主体的に取組む気持ちがない)。人ごとでなく自分もグサリとくるのだが・・・
 単なる辞書の意味でなく、味わいのある意味が隠れているのも「無」熟語には多い。上の2つ以外でも、「無関係」(関係を認めようとしない)。「無恥」(恥を知らない。厚顔無恥。とかが辞書の意味だが、恥と認識する道徳観念が欠けている)。など、昨今の不祥事を連想する意味がある。
 日本語は、曖昧なところがあるが、じっくり考えると、面白い意味が隠れているときがある。一時期、速読とか粗筋本が流行ったが、じっくり読んで、言葉を味わうのも、面白いものです。

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August 03, 2008

ちょっと気になる話“ナンバ歩き”(その2)

 (その1より続き)
 トップランナーが“ナンバ走り”では?と言われれば、俄然興味が湧いてくる。
 『ナンバの身体論』(光文社新書)の帯には「古武術をヒントに、スポーツ、日常の動きを根本から変える」とある。先の記事では“ナンバ”には“難場”の字を当て、身体がつらい状況を難場とし、そこを切り抜ける動き。と説明している。
 普通、歩くときは右足を出す時に左手を振り出す。手足の動きを左右逆にする。歩き方としては美しい。ファッションモデルの歩行はこれに限る!ところがこの歩き方は、明治時代に軍人の教練、行進などで西洋から移入されたそうだ。決まると美しい。しかし、腰を振り、体を捻じる無駄な動きが多い。
明治以前は、着物社会であり着崩れしない歩き方は、右足を出す時は右半身を同時に出す。これが日本人の歩き方だったようだ。江戸時代の飛脚の絵、柔道、合気道、空手、相撲すべて同じ。腰と手足を同期させ、すり足、腰を低く。実は、この手足を同期させるのが“ナンバ歩き”だ。手足を同期させる事で、長く歩いたり走ったりしても腰に不要な力が加わらないため腰を痛めない。体にストレスを貯めないからストレス解消にもなると言う。判りやすく言えば、右足を出す時右手を出すイメージだが、手は大きく振らない。右手を出すつもりで右半身(腰)を入れる。体のねじれがなく無駄な動きがない。
 そこで、今日の朝ランで試してみることに・・・でもやっぱり元のまま。これまで身についたフォームは簡単には変えられません。もう直ぐオリンピック!この視点で見てみよう。ところで、ランの後の整理運動で、後ろ歩きする場合がありますね。このとき手と足は同期していませんか? 後ろ歩きでは自然に“ナンバ歩き”になっているのです。
(参考)その1の本文中記載の、日経ビジネスオンラインおよびネット

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August 02, 2008

ちょっと気になる話“ナンバ歩き”(その1)

 皆さん、“ナンバ歩き”ってご存知でしょうか?
大阪の人なら心ブラならぬ“難波ぶらぶら”歩き?と想像するのでしょうが、決してそうではありません。日経ビジネスオンライン2008.8.1に『「ナンバ歩きの秘密」~実践!ストレス解消に歩け歩け!』という気になる記事があったので、早速ネットで“ナンバ”を検索した。
・ミズノのHPで「上野敏文の『ナンバ歩き』講座
 http://www.mizuno.jp/walking/namba/vol_1/#cmHeader
・You Yube「ナンバ歩き・甲野善紀」
 http://www.youtube.com/watch?v=DC66NZj8pJ4
・兵庫県トライアスロン協会副理事長 清水正博氏「生涯スポーツとしてのトライアスロン」での「ナンバ」の説明
 http://www.npo.co.jp/santi/column/columnTR-03.html
などなど・・・
 再び先の記事に戻ると、陸上競技の末続慎吾選手が、世界陸上パリ大会で、200m決勝でアジア記録(日本記録)を更新し銅メダルを取ったときの記者会見で「会心のレースでした。ラスト50mでナンバを意識しました。手足のタイミングがピタリと合って、最後まで走り切れました。」と言った。
“ナンバ”?“手足のタイミングがピタリ”?
実は、シドニーオリンピックで金メダルを取ったQちゃんも“ナンバ”走法だった。小出監督は「忍者走法だよ」とはぐらかしたそうだが・・・
(その2に続く)

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