« 「ごくせん」始まる | Main | パピルスを使う »

April 22, 2008

初鰹

P3178 「目に青葉 山不如帰 初鰹」山口素堂の有名な俳句がある。5月は新緑と初鰹の季節だ。そこで早速“鰹”を頂く。鰹の旬は、今の季節と秋といわれる。近年では、秋の方がマグロのトロより脂が乗って美味しいといわれている。が、この俳句の頃は、5月の走りのころのさっぱりした味が美味とされており、1812年に歌舞伎役者の中村歌右衛門が3両(約20万円)で買った記録があるそうだ。食用の歴史は古く、大和朝廷は鰹の干物(堅魚)を献納していたり、神社の屋根には「鰹木」の名称。織田信長は家臣に振舞ったという記録もある。
 その初鰹、江戸っ子は「女房、娘を質に置いても食べたい」と言ったそうだが、それだけ初鰹を楽しみにしていたとういこと。“旬”という感覚を大切にしたいね。食材には必ず季節があって、本来その季節に頂くと本当の美味しさが判るものなのです。「旬のものをありがたく食べる」という感覚が人間の感性を磨いてきたように思います。
 ところで医学ジャーナリストの堀田宗路さんは日経ビジネスの医食同源で、「鰹には、動脈硬化を防ぐEPAやDHAが豊富だが、肥満防止に効果のあるアミノ酸のヒスチジンというものも豊富に含まれている。」と言っている。今宵は“酒の肴にピッタリの旬の味”を頂けることに感謝!海の幸とは上手く言ったものだ・・・

|

« 「ごくせん」始まる | Main | パピルスを使う »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/84629/40964531

Listed below are links to weblogs that reference 初鰹:

« 「ごくせん」始まる | Main | パピルスを使う »