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July 31, 2007

安全で安心な食物

 6月1日に、QPマヨネーズの500gタイプが319円から350円に17年ぶりに値上げとなった。9月には、日本ハムのシャウエッセンが価格据置で7本入りを6本にし実質値上げすると言う。このところ、食料品はじめ、色々な物が値上げされつつある。理由も色々あるのだが、一説には、トウモロコシの価格急騰だと言う。そのお陰で、大豆畑がトウモロコシ畑に替わり、こちらも需要が逼迫。さらに家畜の餌となっていたトウモロコシの急騰のお陰で、畜産農家の採算が合わなくなり養豚など縮小する農家が続出したため食肉価格も値上がりする事態となったそうだ。ところが6月後半にトウモロコシ価格が急落した。
 今年になって、バイオ燃料の話題が豊富になり、日本でも東京圏でエタノール入りのガソリンが試験販売されたそうな。このエタノールの原料がトウモロコシ。昨年9月、オーストラリアの旱魃による小麦の不作がきっかけで、投機マネーがトウモロコシの買いポジションを増やしたのが始まりといわれている。更に、今年の1月にブッシュ大統領は一般教書演説で、ガソリン消費量を減らすため「エタノールなどの代替燃料を2017年までに350億ガロンに増やす」という目標を掲げ、更に高騰した。“エタノールバブル”である。
 しかし、現在は、農家が作付けを増やしたため、需要逼迫懸念が薄らぐと投機熱も下降気味となった。
 元々投機筋では穀物が投機対象とされてきた。しかし、本来食物は人の生活の基本であり投機対象にするべきものでは無いハズである。安全な食物を安定して供給できる体制こそがあるべき姿のハズである。そのためには、“作物がどのように作られ、どれだけ丹精込めて作られたか”と言った「農業の見える化」が必要である。昔と違ってITが発達した現代では夢物語ではなくなるに違いない。
(参考)日経ビジネス2007.7.16号「時流超流「穀物バブル」崩壊の兆し」より

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