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December 31, 2006

森のパン屋さん(その1)

 小熊のロックのお母さんのマリーは、小さなパン屋さんを始めました。大好きな蜂蜜入りのハニーパンが評判になり毎日忙しい日々です。そこでロックの友達のモンキーのマックとリスのチャッピーをアルバイトに雇いました。しかしそれから暫くして売れ行きが落ちてきました。評判がよくありません。お客さんに聞いてみると、配達が遅い、数が足りない、包みが雑、など悪いことばかりです。アルバイトの二人は仕事が初めてだし遊びたい年頃。店長のお母さん熊が見ていない所ではサボるし、配達に出ると道草するし、店のパンを内緒で食べるし、袋に入れるのも適当。夕方には帰りの事が気になりそわそわ。お客さんそっちのけです。
 やがて利益も出なくなり、とうとう店を閉めることになりました。店の裏でがっくりしているお母さん熊を見たチャッピーの友達のバンビのクリスは「どうしたの?」と聞きます。頑張り屋で弱音を吐かないマリーもこのときばかりは「閉めることにしたの」と涙ながらに漏らしてしまいます。
(その2に続く)

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