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September 07, 2006

夏に甘酒

 夏に「甘酒」の話をすると、エッと思われるでしょうね。
 甘酒と言えば、初詣とかに行って、寒い中で熱い甘酒を飲んでホッとする。という冬の飲み物のイメージです。
 ところが、江戸時代には夏に飲まれるようになっていたそうです。今でも俳句の季語で言えば甘酒は夏。江戸の風俗事典とも言われる「守貞漫稿」にも「夏になると甘酒売りが出回った」とある。南総里見八犬伝で有名な滝沢馬琴は長男と共に、夜の8時過ぎに江戸名所百景とされる筋違内の茶屋で涼んで、甘酒を飲んだそうです。
 甘酒は、もち米でお粥を作り麹を混ぜて60度程度で10時間ほど保温すると出来上がる。それを3~4倍に薄めて飲む。従って基本的にアルコールは含まれてなく、ブドウ糖、アミノ酸、ビタミンなどが豊富に含まれている。つまり今のドリンク剤と同じである。江戸の庶民は夏の体力の消耗を甘酒で補っていたのかもしれない。さらにマウスを使った実験では、肥満を防ぐ作用や血圧の上昇を抑制する作用、健忘症抑制作用もあるそうです。
 これを見て、では私も思った人。市販の甘酒を買う前にチェックしましょう。冬場は良く売れるので色々なものが出回りますが、夏場は売れ行きも悪く、当然長持ちするように、酸化防止剤やら添加物が入っている可能性があります。さて、江戸時代に流行った自家製の甘酒はどんな味だったのでしょうか?
(参考)日経ビジネス2006.9.4号「漢方養生訓 夏の疲れを癒す甘酒」(堀田宗路:医学ジャーナリスト)より

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