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July 01, 2006

朝令暮改

 たまたま「トヨタのモノづくり」をテーマにした講演会を聞く機会があった。その中で、以前に、この“みてみてコラム”で話題にした「巧遅と拙速」の話があった。内容は、以前に書いた「巧遅と拙速」の考えと全く同じであり、改善では、積極的にやるべきことである。新聞などで使われている“悪い意味”では全くない。同じように、一般に悪い意味で用いられるが、改善では、むしろ推奨するべき内容の言葉がある。
 「朝令暮改」という言葉がある。これは、中国・漢の時代の話で、役人の農民に対する搾取が激しく、農民たちの生活が苦しい上に、水害や干害にも見舞われ、さらに臨時に租税を取り立てられる、その為の法令がいくつも出されて、朝出された法令が、夜には改められるといった有様で「法令がころころ変りあてにならないという意味」である。ところが、トヨタの改善では、とにかくいいと思ったことはやってみる。やってみることで新たな問題点が見えてくるので、その不都合を直ぐに改善すればよい。「朝令暮改」はむしろ推奨される行為なのです。
 どちらも、早くやることで次の問題点が見え、それを改善することで更に良くなる。早くやることでコミュニケーションが図れ、ベクトル合わせができ結局ムダやロスが省けることになります。

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