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February 09, 2006

今年の新入社員

 「15年ごとに保守と革新が繰返される15年周期説」という世代論があります。
 2005年度の新入社員の意識調査結果(財団法人社会経済生産性本部)より、日経ビジネスEXPRESSに面白い話が紹介されていました。(もっとも世代論をいくら論じても、それ自体に意味があるものではないのですが・・・)
 2005年度の新入社員の大きな傾向は「仕事に対して保守化・安定志向が強まっている」そうです。フリーターに対する否定的な回答が増え、今の会社に一生勤めようと思っている人が増加傾向にあります。
 「15年周期説」では、概ね親子に当たる30年周期で似る事になり、なんとなく納得してしまうのですが、例えば、①1948年前後の団塊世代と、1978年前後が似ることになります(ただし団塊ジュニアは1970年代前半で若干ズレがありますが)。また、②1965年前後の新人類世代と1995年前後の世代が似ることになり、しかも①の団塊の世代と②の新人類の世代は逆の性格ということになります。
 ①の団塊世代は、カラーTVに自動車への愛着、ヒッピールックなどファッション性。1978年前後の世代は「コギャル」と呼ばれた世代で、ポケベルやケータイへの愛着や、ガングロ。ルーズソックスといったファッションセンスで通じるものがありそうです。保守・革新の面でも、「プロジェクトX」の世代と「若手IT企業経営者」の世代の革新性の共通点があります。②の世代は、消費社会が成熟する時期に思春期を迎えた新人類世代と、情報社会が成熟する時期に思春期を迎える新世代が似てくるのかもしれません。新人類世代には体面を気にする保守性があるのですが、現代の子供たちも「人づき合い」の摩擦を恐れる保守性があるかもしれません。
 ただし、全く違った非共通性も山のように沢山あります。一概にどうだと決めつけるのは避けるべきですが、このような世代論を知っていると「いまの若者は・・・」と言った暴論は少なくとも自戒できるものと思います。
(参考)2006.1.23日経ビジネスEXPRESS「『15年周期』世代論で読む、今年の新入社員」(小橋昭彦)より

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