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February 19, 2006

灯りの話

 蛍光灯の新型が売れているという。年末の大掃除の頃には蛍光灯がよく売れる。たいてい交換するのはお父さんの仕事だ。その蛍光灯も価格下落で売上ジリ貧であった。標準的な30型2本セットで、安売りの特価品で580円程度、シェア首位の松下パルックでも2000年から2004年にかけて1280円から880円まで下がった。ところが、昨年あたりから発売された新製品の人気が続き売上も伸びている。
(1)「東芝メロウZクリア」
  明るさが従来品より30%アップ。
  30型2本セットの店頭価格980円。
(2)「松下パルックプレミア」
  寿命が従来品の1.5倍で明るさが落ちにくい。
  30型2本セットで1160円。
ビッグカメラ新宿西口店によると、よく買っていくのは中高年層とのこと。歳をとり目が悪くなると明るい照明が必要になる。また、取り替える手間が少なくなれば年末の大掃除も助かる。なるほどと納得するのは私も歳をとったせいか?
 同業の日立も、3月1日に松下に対抗して長寿命の製品を発売する。ところで、蛍光灯は、点灯したときは暗く、暫くして明るさが増す。長く使用していると明るさが落ちるのだが、徐々に落ちるため判りにくい。新しい物に変えた時、やっぱり新品は明るいと感じるのはこのためだ。
 パソコンの液晶にはバックライトがついている。これは冷陰極管と呼ばれる蛍光灯の一種である。性質も家庭用の蛍光灯と似ており、電源を入れたときは暗く、暫くすると明るくなる。ただ寿命が10倍以上ある。その寿命も家庭用蛍光灯のように切れたりするのでなく暗くなるだけである。寿命の規定方法も色々だが「輝度半減時間」で規定することが多く最初の明るさの半分になった時点を寿命としている。つまり、非常に緩やかに暗くなることと人の目が慣れてしまっているため寿命が来てもわからず、実際は寿命といわれる時間よりはるかに長く使える。液晶TVも同じである。液晶製品は、液晶自体が壊れることは考えにくく、その前にスイッチなどの他の部品が壊れる。日本メーカーの液晶バックライトの寿命は一般に6万時間といわれている。毎日6時間TVを見たとして27年である。つまり液晶とバックライトの寿命の心配はしなくても良さそうだ。
(参考)日経ビジネス2006.2.13号「時流超流 売れ筋探偵団 明るさアップで市場に光明」

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