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January 18, 2006

接着剤の話(その2~「ポストイット」)

~「接着剤の話(その1)」より続き~
 「ポストイットは接着剤の失敗作より生まれた。」どこかのTV番組でクイズの問題にもなった有名な話ですが、視点を変えるとチームワークに注目できます。1969年3Mの中央研究所で働いていたスペンサー・シルバー博士が開発した接着剤は、簡単に剥がれてしまった。強固に接着することを目的としていた失敗作である。ところが彼の良い所は、それを他の用途で使えないか考え研究所内に意見を求めたことである。その中の一人アートフライ博士が、教会で賛美歌集のページをめくっていた時に栞が落ちたのを見た瞬間「糊つき栞」が閃いた。さらに実用化には2年以上掛かった。日本では最初、サイズが大きすぎてヒットせず、縦長の形に変更してから消費者に受け入れられたそうです。
 失敗を公表したこと。チームで考えた事。閃きを実用化したこと。消費者の要望に合せたこと。これらの努力が重なって、今のヒット商品に繋がっています。技術開発では、有名になる人が出たりしますが、決してひとりで出来る物ではなく多くの人が関わるものです。ポストイットが発売されて25周年になるそうです。
(参考)実装技術2006年1月号「途中下車 接着剤とは?」より

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