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December 16, 2005

何十種類ものスパイスを使ったカレー

 CoCo壱番屋の創業者の宗次徳二氏が、カレー屋を開こうと、東京の有名なカラー専門店の十数店を食べ歩いてみた。その感想は「美味しくなかった。奥さんの直美さんのつくるカレーの方がよっぽど美味しかった。」そうです。
 専門店のカレーは大抵何処でも、何十種類のスパイスを使って、中には外国まで買い付けにいって何年も修行を積んで、これが本場のカレーだ・・・と宣伝文句を並べているのですが、よくよく考えると「これだけやったのだから美味く無いはずはない。」といったマスターの自己満足。「これが本場のスパイスから作った本物のカレーの味で、市販のルーしか食べてない素人は、これを美味いと思え。」といった傲慢さ。が見え隠れします。確かに他には無い味を出しているのですが、美味しいかどうかは、食べた人が決めるもので、スパイスを使おうが市販のルーを使おうが関係なく“美味いものは美味い!”のです。つまりお客様第一が鉄則です。“牛は神様”と信じるインドに美味いビーフカレーなんて絶対にありませんよね。
 「お客様は神様です」と言った大歌手の話も有名ですが、飲食店に限らず、サービス業や製造業は勿論、研究開発部門や政治なども全て、お客様第一の考えが鉄則になります。昨今の不祥事や不可解な事件は、この基本的なことが忘れられた結果ではないでしょうか。
(参考)日経ビジネスEXPRESS 2005.11.30「CoCo壱番屋の誕生~「開店3日目で閑古鳥、夫婦でサクラに」より

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