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November 16, 2005

天然と合成品の違い-その1-

 人の体を含めて生物は、純粋に天然のものと化学的に操作されたものとを明確に区別するそうです。
 日経ビジネスの11月7日号に「誤算の研究 味の素 油断と依存の罠」という記事があった。9月中間決算で営業利益が予想を大幅に下回り、その理由として、豚や鶏の飼料の穀物に混ぜることで成長促進効果があるリジンのトップメーカーであったが中国製の安いものが出回りその対策が遅れたことが書かれていた。
 該社の調味料で、昔、チャイナ(レストラン)シンドロームと言われた事件があった。昆布だしの旨味成分に「グルタミン酸」があり天然の昆布だしには極微量含まれている。それを化学的に作った調味料であった。某大学の教授が「脳神経の伝達物質であり頭が良くなる」と宣伝し、それを信じたお母さんたちが子供に大量に与えた。ところが後になって、脳に傷害を受けて痙攣などの神経障害を起こす子供が発生し、その原因物質では?と疑われた。特にアメリカの中華レストランで大量に使われており、そのレストランの料理をよく食べた子供から発生したことより名付けられたそうです。原因の真偽の程は判らないのですが、それ以後日本の一般家庭の台所から追放されました。
 いつの時代にも、あれが良いこれが良いと健康食品などが話題になりますが、「天然物」と「合成品」を生物の細胞はハッキリと見分けてしまう。あるいは有効に働かせる触媒物質が「天然物」には付随していて「合成物」には欠けている。という可能性があるということです。例えば、「ビタミンCがレモンの100倍ある」と宣伝されても、それが本当に体に取り込まれて効果があるかどうかの医学的データは取れていないのが実態のようです。
 健康食品は、あくまでも補助に過ぎず効果を保障するものではありません。自然のものでも使い方次第で薬にも毒にもなるものも沢山あります。「怪しげなものは避けるべし。」と考える事が肝要かもしれません。
 食物が美味しくなる秋、節度を持ちまんべんなく、山の幸、野の幸、海の幸を美味しくいただき、その事に感謝すれば、必要な栄養素は十分取れるといわれています。
~「天然と合成品の違い-その2-」に続く~

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