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November 23, 2005

進化する携帯電話

 11月10日、竹中平蔵総務大臣は、携帯電話の新規参入の認定証をソフトバンク、イー・アクセス、アイピーモバイルの3社のトップに手渡した。12年ぶりの携帯電話の新規参入である。加入者数が9000万件と飽和状態に達した国内携帯電話市場はさらなる競争にさらされる。
 これまで携帯電話事業は、電話機器をただ同然で売ってもその後の通話料で十分利益がでた。今皆さんが支払っている携帯電話の使用料は相当高価なハズである。しかし一度使い始めると“無し”では過ごされない。ここに携帯電話事業の旨味があった。
 しかしこれからの携帯電話事業は大きく様変わりしそうである。
 インターネット電話「スカイプ」や無線LANの台頭である。インターネットに接続できるパソコンや携帯端末に無償の通信ソフト「スカイプ」を入れれば、相手がスカイプ利用者であれば無料で通話ができる。さらに有料サービスを利用すればアメリカの固定・携帯電話には1分2.7円で、日本の固定電話にも1分3円で掛けられる。日本では認可されていないが固定電話からの受信も本来可能である。更に無線LANのアクセスポイントを多数張り巡らせ何処でも使えるようにする計画があり、これができれば無線IP電話が可能になる。12月にはウィルコムがPDA型のPHS端末を発売する。PHSのほか、無線LANとも接続でき、スカイプも可能である。
 これまでの携帯事業各社が中継基地局などの高価な投資を行い通話料で回収したビジネスモデルは固定電話を携帯電話に変えた。更に革新的なビジネスモデルは携帯電話に取って代わるかもしれない。
(参考)日経ビジネス2005.11.21号「時流超流 ライブドアが放つ無線LANという刺客 新規参入の陰に“タダ携帯”」より

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November 21, 2005

クレームは宝

 心臓病の救命用バルーンカテーテルというものがある。心臓付近の大動脈内でバルーンを拡張・収縮させて、心筋梗塞で弱った心臓のポンプ機能を一時的に補助するものである。日本で最初に作ったのが、東海メディカルプロダクツという会社で、創業当時の1980年頃には輸入品しかなく、大柄な欧米人用に設計されていたため日本人には使用できなかった。東海メディカルプロダクツは、日本人向けというだけでなく子供向けやどんな血管にも対応できるように多種多様のものを開発発売した。米国では大量生産が優先され患者に合せる意識は殆んど無かった。開発のきっかけは、社長の筒井氏の娘さんが先天性の心臓疾患であり「どうすれば娘を救えるのか」の一心であった。だが不幸にも努力は実らなかったのだが、その過程で開発されたカテーテルは4万5000人もの命を救った。新しいカテーテルを出荷するごとに娘さんは「また一人命を救えるね」と喜んでいたという。
 その筒井氏は、「クレームは宝」を実践している。医師から挿入しにくいなどといった様々なクレームが寄せられると営業や技術が現場に急行する。そしてクレームを素早く開発にフィードバックしより安全で使いやすい製品の開発に役立てる。「困っている患者さんがいるのに、それを放っておいて次に売りに行くなどできない」筒井氏の言葉である。
 クレームをポジティブに取るかネガティブに取るか、その対応次第で良くも悪くもなる。物は考えようである。ありがたいチャンス到来である。
(参考)日経ビジネス2005.11.14号「小さなトップランナー 東海メディカルプロダクツ『娘のため』が救った多くの命」より

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November 18, 2005

天然と合成品の違い-その2-

~「天然と合成品の違い-その1-」より続き~
 11月10日の毎日新聞より、居酒屋チェーン大手のワタミは10日「化学調味料(グルタミン酸ナトリウム)を一切使わないメニューを、首都圏中心に11店舗展開中の「然の家」で始める。」と発表した。店内で提供する料理全てのものから排除すると言う。子会社の農業生産法人「ワタミファームなどで栽培する有機栽培野菜と、かつおダシや天然塩などを利用して「化学調味料を使用しなくても味を落さないメニュー」を実現したそうです。利用者の反応をみて、居酒屋「和民」などにも拡大したい意向とのことです。
 勿論居酒屋チェーンでは初めてである。このことが記者発表してニュースになるということは、先の「天然と合成品の違い-その1-」で話題にあがった化学調味料(グルタミン酸ナトリウム)を常識的に使用している飲食店が大多数であるということでしょうか。美味しい商品を安く手取り早くサービスするのが良いお店という価値判断ならば、美味しい素やインスタント物や化学調味料で味付けされた冷凍物を使うに限るのでしょう。
 ここ何年か前より、スローフードとか無農薬の野菜とか健康志向の機運が高まって来ています。良いお店の価値判断が少しづつ変化してきているのでしょう。今回のニュースは、その流れに沿ったものと歓迎すべきではないでしょうか。少なくとも健康を大切にしたい消費者にまたひとつ選ぶチャンスができました。欲を言えば、首都圏と大阪(お初天神)に1軒しかなく、近くに無いことでしょうか・・・

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November 16, 2005

天然と合成品の違い-その1-

 人の体を含めて生物は、純粋に天然のものと化学的に操作されたものとを明確に区別するそうです。
 日経ビジネスの11月7日号に「誤算の研究 味の素 油断と依存の罠」という記事があった。9月中間決算で営業利益が予想を大幅に下回り、その理由として、豚や鶏の飼料の穀物に混ぜることで成長促進効果があるリジンのトップメーカーであったが中国製の安いものが出回りその対策が遅れたことが書かれていた。
 該社の調味料で、昔、チャイナ(レストラン)シンドロームと言われた事件があった。昆布だしの旨味成分に「グルタミン酸」があり天然の昆布だしには極微量含まれている。それを化学的に作った調味料であった。某大学の教授が「脳神経の伝達物質であり頭が良くなる」と宣伝し、それを信じたお母さんたちが子供に大量に与えた。ところが後になって、脳に傷害を受けて痙攣などの神経障害を起こす子供が発生し、その原因物質では?と疑われた。特にアメリカの中華レストランで大量に使われており、そのレストランの料理をよく食べた子供から発生したことより名付けられたそうです。原因の真偽の程は判らないのですが、それ以後日本の一般家庭の台所から追放されました。
 いつの時代にも、あれが良いこれが良いと健康食品などが話題になりますが、「天然物」と「合成品」を生物の細胞はハッキリと見分けてしまう。あるいは有効に働かせる触媒物質が「天然物」には付随していて「合成物」には欠けている。という可能性があるということです。例えば、「ビタミンCがレモンの100倍ある」と宣伝されても、それが本当に体に取り込まれて効果があるかどうかの医学的データは取れていないのが実態のようです。
 健康食品は、あくまでも補助に過ぎず効果を保障するものではありません。自然のものでも使い方次第で薬にも毒にもなるものも沢山あります。「怪しげなものは避けるべし。」と考える事が肝要かもしれません。
 食物が美味しくなる秋、節度を持ちまんべんなく、山の幸、野の幸、海の幸を美味しくいただき、その事に感謝すれば、必要な栄養素は十分取れるといわれています。
~「天然と合成品の違い-その2-」に続く~

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11月鶴見緑地練習会のお知らせ

11月の鶴見緑地練習会のお知らせです。

日     11月19日(土曜日)
集合時間  17:00
集合場所  園内命の塔正面玄関東に約50メートルの看板前
ラン    17:10 ストレッチ後開始
      約10キロ
お風呂   18:30 つぼ花の湯
晩御飯   19:15 銭湯隣のフレンドリー

寒くなりました。
一緒に走って体を温めましょう

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November 14, 2005

大阪から目が離せない!

 これから大阪は目が離せなくなる!
 大阪梅田は、JR、阪急、阪神、地下鉄が東西南北に交差する交通の要であり、周辺には、阪急、阪神、大丸の百貨店、ヨドバシカメラやハービス大阪などの大型店、ディアモール、ダイアモンド地下街などが密集した巨大商業地域である。
 その大阪の百貨店を中心に大型商業施設の開業・増築計画が目白押しである。主なものを上げると、
・2004年 阪急梅田本店建替計画発表
      ハービスエント、ヒルトンプラザウェスト開業
・2005年 大丸心斎橋店改装
      そごう心斎橋店開業
・2006年 丸井難波出店
・2007年 なんばパークスグランドオープン
・2008年 三越大阪店開業
・2009年 高島屋TE館(新館)開業
・2011年 大丸梅田店増床
      阪急梅田本店グランドオープン
その中心はやはり本店建替えの阪急百貨店だろう。2011年に、地上41階地下2階で売り場面積国内最大級となる。この発表で百貨店業界に激震が走ったという。
 完成までは建替えのために売り場面積が縮小される。つまり他店にとっては稼ぎ時になる。その影響で商流が変化する。その恩恵を受けることで、百貨店や大型商業施設の浮沈みが起こる。まず真っ先に考えられるのが阪神百貨店や大丸大阪店へのシフト。さらに地下鉄一本で行ける心斎橋や難波にも流れると考えられる。
 2011年には現在より30%ほど大型商業施設の面積が増え、供給過剰現象になると予想する投資家もいる。現在の断トツ一番店の阪急本店がグランドオープンしたとき、大阪の大型商業施設や百貨店の繁栄と衰退はありえるのか? 大阪人から見れば2011年まで愉快で目が離せない。それぞれの施設が個性を発揮し顧客優先で切磋琢磨することで楽しませて欲しいものだ。そうすることで人が集まり供給過剰どころか更に繁栄する姿が見たい。地理・交通・インフラ・人材・財政・歴史、どれをとっても、大阪はそれだけのポテンシャルを持っている。

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November 01, 2005

風呂を楽しもう~冷え性を防ぐお風呂の効用~

 冷え性と言えば、女性の悩みと思いがちですが、50~60代の男性の冷え性が増加しています。冷蔵庫の普及で冷たい物を食すことが多くなりました。口を冷やすと腸管の血流に直ちに影響し体全体の血液循環を悪化させます。その結果、細胞の機能が正常に働かなくなり、老廃物や有害物質が血管内にたまり体内の酵素の働きが悪くなります。酵素が順調に働く温度は37度。食品添加物や残留農薬などの有害物質やウイルスが体内に入ると遺伝子が傷つけられます、その傷ついた遺伝子を修復するのが酵素です。この能力が衰えると体の代謝が低下し、慢性的な疲労感、肩こり、腰痛、便秘などの生活習慣病などにかかりやすくなります。
 そこで効果的なのが、やっぱり“お風呂”です。ぬるめの湯に半身浴でゆっくりつかるのが一日の疲れも取れて冷え性にも効果があります。これからの寒い季節は、上がったら直ぐ布団に入るなど湯冷めを防ぐことも大切です。さらに、指の爪の生え際をよく揉むと副交感神経が活発になりリラックスでき血流も促進します。ただし薬指だけは交感神経を刺激しますので逆効果です。
 体を温めると免疫力の指標となるリンパ球数が増加することが実証されています。今夜は、ゆっくりお風呂を楽しみましょう。
「ア~ゴクラク ゴクラク・・・♪」
(参考)日経ビジネス2005.10.31号「心と体 診察室 増加する男性の冷え性」(川嶋 朗 東京女子医科大学付属自然医療研究所 助教授)より

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