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September 25, 2005

幻の焼酎のからくり

 芋焼酎人気である。3Mと称される「森伊蔵」「村尾」「魔王」は幻の焼酎と呼ばれ、一升瓶で一本4万円近くする。インターネットの楽天でも、「森伊蔵」35,000円。「村尾」21,000円。「魔王」18,000円である。芋のほど良い香りが心地よく、上品でまろやかな焼酎に仕上がっているのは流石で高級な本格焼酎といった所だが、今の値段で購入する値打ちには疑問である。「森伊蔵」の出荷価格は2,500円。本来はどの焼酎も、その程度の価格が本来の姿である。この現象に蔵元の森伊蔵酒造(鹿児島県垂水市)も「本来の価格を考えると頭が痛い」と困惑する。
 焼酎バブルとでも言うのだろう。ちょっとした人気が伝わると、たちまち品不足になり、そこに目をつけた流通業者が転売を繰返し、転売するたびに価格がつり上がる。ネット業者もブローカーを通じて仕入れており、仕入れ値で既に30,000円を超えており、粗利は他の酒より悪く儲けが少ない。つまり2,500円から35,000円までの差額が多くの転売人の懐に入っていることになる。元々、焼酎や地酒といわれるものは、製造量が少なく全国的に出回らない。そのため一旦人気がつくとこのようになる下地がある。しかし、いつまでも継続しないのがバブルである。
 “食欲の秋”美味しい酒の肴で、美味い酒をしみじみ味わいたい人には、早くバブルが弾けてほしいものだ。
(参考)日本経済新聞9月17日号「SHOPPING 値段ミステリー 幻の焼酎、なぜ高い」より

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