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June 02, 2005

★ “ジャンケン”の話2題~その1~

 マスプロ電工というテレビ部品メーカーがある。この会社の端山社長は自社の保有する絵画(セザンヌ、ピカソ、ゴッホなど)を競売にかけることにした。競売会社は、世界最大手の、英クリスティーズ・インターナショナルと米サザビーズ・ホールディングスの2社のどちらかに決めることにした。総額で2000万ドルにものぼり、2社共にその売上が会社の収益を左右すほどのものであった。そのため、どちらも非常に良い条件で甲乙つけ難いものであった。そこで、端山氏が採用した決着方法は“ジャンケン”であった。
 トロントに本部を置く「世界ジャンケン協会」のダグラス・ウォーカー会長によると、ジャンケンの起源は18世紀の日本にさかのぼる。また『じゃんけん公式戦略ガイド』という208ページの本を出版しており、その本には、「パーは最も友好的で、しかも巧妙な『手』である。一方、チョキは攻撃的で賢い人がよく出す。そしてグーは、防御の手段である」と書かれている。
 結果は、クリスティーズは「チョキ」、サザビーズは「パー」で決着した。
 端山氏の言葉は「奇妙に思われるかもしれないが、同じくらい良い物が2つある場合、どちらか決めるにはこれが一番いい方法だと思う。」これを受けTHE WALL STREET JOURNALは「日本におけるジャンケンは、文化の域に達するところがあり、恣意的な選択をする際にはよく使われている。」と結んでいる。・・・でも、ビジネスの世界で、しかもこれほどの取引に使われることは非常に稀というのが一般的日本人の印象と思います。何れにせよ“ジャンケン”が文化として注目されている事は確かなようです。
 (参考)日経ビジネス2005年5月30日号「世界鳥瞰 THE WALL STREET JOURNAL マスプロ電工の印象画」

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