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March 16, 2005

背水の陣

 司馬遼太郎の著作の中に「項羽と劉邦」がある。
あまりにも有名な内容で、名場面がいくつもあり私が話すには恐縮なのだが、その中で「背水の陣」を敷く場面が2つある。韓信の背水の陣と項羽のそれ。「背水の陣」は“川を背にこれ以上後退できない崖っぷちの状態で必死の覚悟で臨むこと。”程度に習ったのだが、もっと積極的に戦略として理解した方が生きてくる。
 “ 項羽は7万の兵で、秦の章邯将軍の率いる20万の軍を 
  攻撃しようとした。間に横たわるのは黄河。全軍が河を渡り
  きった直後、死を覚悟した項羽は使った舟の全てをことごとく
  沈め、兵に戦場までの3日分の食料を与え、鍋・釜の全てを
  破壊させた。生きる道は、戦いに勝って敵の食料を奪うしか
  ない・・・
  自ら退路を断ち、自らを奮い立たせる事で兵の力を十二分に
 発揮させ見事に勝利するのである。“
間違っても、追い込まれての最後の手段ではなく、主体的で積極的な行動だからこそ戦略となり“天命を呼ぶ”とみるべきでしょう。
                               by O

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Comments

こんばんは、すけさん
「海峡を渡ったバイオリン」テレビで見ました。なかなか良かったです。
それと、この背水の陣は、韓信の背水の陣のことです(こちらの方が一般的ですが)
韓信は、最初、項羽の部下で、項羽の背水の陣にも参戦していたはずです。その後、劉邦の部下となり、この背水の陣で趙を破っています。司馬遼太郎の「項羽と劉邦」では、2万で20万の軍勢を破った事になっていますが、アバウトでしょう。

Posted by: Oちゃん | March 28, 2005 at 11:47 PM

みなさん今晩は。すけさんです。
 
 ビックコミック連載中の「天上の弦」
 のフアンです。主人公、陳さんは「東洋のスト ラディバリウス」といわれるバイオリン作者。
 陳さんの生涯を描いた小説「海峡を渡ったバイ オリン」は昨年テレビドラマにもなっていま  す。
 〔職場の人がDVDにとっとくれていました〕
 
 陳さんは、かって砂利ひろいしながらバイオリ ンの修行をした事があり、その頃の同僚が
 現在、木曽福島町の町長となっています。
 
  少し前に木曽福島町にバイオリンを贈呈した
 話しを聞き「世の中捨てたもんじゃない」
 と感慨深かったです。
 
  東洋経済に以下の記事があったので引用しま  す。 

引用開始

すると、陳さんは「私の人生はいつも背水の陣だった。いい音色を出すニスをつくるためあらゆることをやった。そうすると不思議なことに閃くものだ。世界的なバイオリニストが来日すると関係者の制止もきかず、約束をしていると嘘をついても必ず楽屋に行ってバイオリンを聞かせて貰った。当時は気狂いだと思われたことだろう」
 「背水の陣」とはいうまでもなく、退路を断って決死の覚悟で闘うことで4万の漢軍が20万の趙軍を破った中国の故事だ。生死を賭けて事に当たれば活路は開けることを陳さんは身をもって実践した。いまを生きる私たちにも貴重な教訓だ。

 引用終わり

 「理想、使命、人々からの期待」これにむかっ てありとあらゆる事を考え前に進む事が重要。
 「ありとあらゆる事をすれば閃くものだ」
 こんな風に考えると、背水の陣という言葉に
 励まされます。
             すけさん

Posted by: すけさん | March 28, 2005 at 09:15 PM

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